2013年06月17日

名古屋市の春


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今回は名古屋市における、花見で有名な場所をいくつか提示します。

名古屋市農業センター

 天白区にある農業公園で、名古屋市の農業振興をはかるため、昭和40年4月1日に開設され、地域の農業技術の普及・指導を行ってきました。今では名古屋の都市化にともなって、農業に親しむ機会の少なくなってしまった市民に、農業に親しみながら、ゆったりと憩うことのできる施設として利用されています。
 ウシ・ヒツジの放牧場、各種鶏の展示とふ化の見られる展示鶏舎などの畜産施設、ベゴニアの展示を中心にした温室、花や野菜の栽培温室、野菜の畑などの園芸施設、芝生広場としだれ梅園などを自由にご覧いただけるほか、農業センターで搾った生乳を使ってつくられた牛乳・アイスクリームも楽しめます。

名古屋市農業センター
<農業センター内のアイスクリームの売店>


農業センター しだれ梅


<農業センター内のしだれ梅園>


 そして、毎年2月下旬から3月上旬には、しだれ梅まつりというものが開催されています。農業センターのしだれ梅園は、国内有数規模の大きさを誇り、開花時には12品種約700本のしだれ梅が咲き競い、あたりがみやびな香りに包まれます。このしだれ梅を一目見ようと、毎年多くの観光客が訪れています。


 
鶴舞公園

鶴舞公園
<春の鶴舞公園>


 昭和区鶴舞一丁目にある名古屋市が管理する都市公園で、明治42年(1909年)に、名古屋最初の公園として開設され、名古屋で最初に整備された公園でもあります。春は桜の名所として知られ、日本さくら名所100選にも選定されている程です。春から夏にかけては、桜の他にも、チューリップ、バラ、菖蒲、紫陽花と多くの花を見ることができ、4月から6月にかけては花まつりが開催されています。
 また、2009年頃から、公園内がコスプレを行うコスプレイヤー達のメッカになっています。屋内でも屋外でも撮れる撮影環境、名古屋市公会堂や噴水塔をはじめとする洋風の建物および茶室である鶴々亭をはじめとする和風の建物や日本庭園といった作品イメージにマッチした場所のある点がコスプレイヤーの間で話題になっています。そのため、東京や大阪からの遠征組による大規模な撮影会が行われることもあり、あまりの人気ぶりに週末には予約が集中し、抽選になることもあるそうです。
 


東山公園

 千種区にある都市公園で、周辺一帯の土地所有者から名古屋市が寄贈を受け、1937年(昭和12年)に開園しました。「東山動植物園」を中心とした広大な地域に、市立千種図書館や千種スポーツセンター、東山公園テニスセンターなどの諸施設があります。
 この公園のボートハウスは名古屋のデートスポットの定番としても知られています。昔ながらの手こぎボートや女性に大人気のスワンボートなどがある他、カップルの愛情を試すラブチャレンジ号というものもあります。しかし、この公園のボートには、乗ったカップルが別れてしまうと言うジンクスがあるとされており、毎年、バレンタインの時期にはこの時期にしか使用されない別れのボート「チャレンジ号」の無料乗船体験や、男女カップル限定での60分無料サービスなど、それを逆手に取ったイベントも開催されています。

東山動物園 桜並木
<東山動物園中央休憩所付近の桜並木>

 その中にある東山動植物園の桜(ソメイヨシノ)は、今も昔も動物園チェリーガーデンから中央休憩所までの桜並木が有名です。園内には約3800本もの桜があり、桜の本数は市内随一で、早咲きの桜が数多く見られるのも特徴です。ここに訪れる観光客の団体は、休憩所の満開の桜並木の下でお弁当を広げて食べるのが定番です。

東山植物園 桜の回廊
<東山植物園 桜の回廊>

 また、東山植物園にある「桜の回廊」という場所には、全国の桜100種1千本が集められ、早咲きから遅咲きまで長きにわたって桜を楽しむことができます。シダレザクラなど見頃を迎えた、様々な桜の写真を撮る方の人気スポットにもなっています。




Posted by コマツ at 02:46│Comments(0)
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